与信とは、読んで字の如く信用を供与することですが、これを継続的に管理しマネジメントするのが与信管理です。
得意先に対する信用供与の限度額を与信限度額といい、得意先の信用情報に基づいて、定期的にこれを見直します。
以下は理想的な与信管理の流れです。
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・外部信用調査会社の信用データ
・得意先の決算書等の信用情報の入手
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A
・信用情報分析により一定の格付をし、限度額を設定する
↓
B
・受注時及び売上時の限度額チェック・管理
しかし中小企業にとっては、外部信用調査会社に支払うコストの問題や、そもそも得意先の決算書の入手自体が困難である(一部の業種を除く)という問題に直面してしまうことが少なくありません。
もちろん直ちに理想どおりにとは行かないまでも、
1・取引の中で、得意先に異常はないか?という情報収集
2・受注残高、債権残高に異常はないか?というチェックおよび管理
以上の作業は、日々の業務の中の必須項目として組み入れていかなければなりません。
実際これらのことをやるだけで、ともすれば貸倒れとなるリスクを事前に回避できた関与先もあります。
当事務所では、お客様の状況に応じ、適切な与信管理体制づくりをサポートしていきたいと考えております。
■状況に応じた与信管理体制の整備をサポートいたします
■月次決算体制の整備を通じ、受注管理および債権管理をサポートいたします